|
|
この章では、効果的な通院頻度と期間について、
お話していきます。
早速効果的な通院日数の話をしていきますが、
ここで、少し難しいお話になりますが、
慰謝料の計算方法より
効果的な通院日数を出したいと思います。
慰謝料の計算方法は、自賠責保険の計算を使います。
自賠責保険の計算は、治療期間と、「実治療日数×2」を比較し、
少ない日数の方を通院期間とし、
それに4200円をかけて、自賠責保険慰謝料
を計算します(限度は、120万円)。
例えば、7月1日から通院して7月30日で治療を終了したとき、
通院期間(30日間)
それに対して、通院期間で計算しますと、
4200×30=126,000
通院日は、7月1、3、5、6、9、11、13、15、17、
19、21、22、23、25、30を通院した場合、
実通院日数は1 5日
ですので、15×2×4200=126,000
この式で計算することができます。
この式からわかることは、30日通院期間があっても、
半分の通院日数で、通院期間に対する慰謝料が
もらえることがわかります。 この結果より、効果的な通院をしようと思うのでしたら、
二日に一回病院に行けば、
効果的な通院ができることがわかります。
例えば、病院に行くのが、
遠くて毎日は難しい人や、仕事していて
なかなか毎日時間が取れないという場合は
この方法で通院することを
おすすめします。
続きを読む 『戦略的な示談交渉時期』 →
|
68万円→289万円に慰謝料を増やした究極の慰謝料交渉術 |